医院開業のポイント
医院開業はドクターにとって人生最大の投資です。ですから、何が何でも成功させなければなりません。
ご存じのこととは思いますが、医院を開業する場合は、開設場所を決めてから申請しますので、賃貸の場合は保証料や前払い家賃の他に、売上が立つまでの間に数ヶ月分の家賃が出て行くことになります。
そのため、医院を開業する際はそのあたりも含めた資金計画をしっかりと立てることが分院成功の秘訣です。田村税理士事務所は医院開業の実績も豊富ですので、是非ご相談下さい。
医院開業の主な流れ
ここで医院開業の主な流れを整理しておきましょう。
1.開業シミュレーション
医院を開業する際には、前述の通り、売上が立つよりも先に多額のキャッシュが出て行きます。また、開業してから患者さんが増えるまで、時間がかかることも予想されます。そこで「分院開設ありき」ではなく、厳しめに医院開業時のシミュレーションを行いましょう。
2.診療所開設場所の検討と賃貸の場合は賃貸契約
医院開業に際して、売上に最も影響を与えるのが立地です。診療科目と周辺地域の特性や院前通行量、駅や核となる施設の有無なども含めて検討しましょう。
ただ、好立地は家賃も高いですからそのあたりも加味して慎重な検討が必要です。
3.保健所診療所開設届提出
保健所に診療所開設届等を提出します。
また、有床診療所の場合は構造設備許可申請を、エックス線装置を設置する場合は診療用エックス線装置備付届を提出します。
4.厚生局保険医療機指定申請
保険診療を行うための保険医療機関指定の申請を行います。
厚生局の保険医療機関指定は原則として毎月1日に指定がなされますので、許可が下りるまでの期間を考慮すると、前月前半には提出しておきたいものです。
5.その他諸官庁への事業開始に伴う各種届出
上記手続きが全て整ったら分院開設も最終段階です。税務署・社会保険事務所・労働基準監督署・公共職業安定所等に各種届出を行います。
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